サステナビリティ関連トピックス
東京都・環境確保条例に基づく「トップレベル事業所」の認定を受けました
当社は、東京都が「温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度 (キャップ&トレード制度) (※)」において地球温暖化対策の取組が特に優れた事業所として認定する「トップレベル事業所」に認定されました。
これまで、高効率熱源機器への全面的な入れ替えにより最適システムを再構築したリコンストラクション工事や、更なる効率化を目指し不断の熱源機器の改良や運用改善を行ってきたこと、さらには全社を挙げて環境対応推進体制を構築し社員一人ひとりの環境意識を高めてきた結果が、認定に結び付いたと言えます。
なお、当社は本制度の第1計画期間および第2計画期間の通算10年間において「準トップレベル事業所」 の認定を継続して受けており、今般、2019年度実績に基づき、第3計画期間の初年度となる2020年度に、初めて「トップレベル事業所」の認定に至りました。
東京都内に同制度の対象となるオフィスビル・地域冷暖房施設等が区分される第一区分事業所は約 1,000件ありますが、2020 (令和2)年度はトップレベル事業所として14件が選ばれています。
当社は持続可能な社会の実現への貢献、環境負荷低減に向けた取り組みを積極的に進めてまいります。
※温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度 (キャップ&トレード制度)とは・・・
大規模事業所(前年度の燃料、熱、電気の使用量が、原油換算で年間1,500kL以上の事業所に)CO2排出量の削減義務を課すものであり、
オフィスビル等をも対象とする世界初の都市型キャップ・アンド・トレード制度です。(東京都環境局HPより)
※リコンストラクション工事とは
操業開始して四半世紀。機械設備の老朽化が進む一方、地球温暖化の加速による環境破壊という問題が、世界中で関心を集めるようになりました。そこで、当社は環境に配慮しつつ、当社の基本使命でもある熱の安定供給を継続していくために、プラント全体のあるべき姿を検討しました。単なる機械設備のリプレース「設備更新」ではなく、最適システムへの「再構築」を目指すという答えにたどり着き、2002年4月に着工し、2008年3月に無事竣工いたしました。更新の効果としましては、更新前と比較し、エネルギー原単位およびCO2排出原単位で3割以上の削減効果を出すことができました。
気候変動(CO2削減・エネルギーマネジメント)へ対応してまいります
三菱地所グループは、グループ全体の温室効果ガスの中長期排出削減目標(CO2排出量(Scope1+2+3)を2017年度比で2030年までに35%削減、2050年までに87%削減)を策定しました。 当社においても、三菱地所グループの一員として、この目標の達成に向けて取り組んでまいります。
三菱地所グループは、事業で使用する電力の100%再生可能エネルギー化を掲げ、事業で使用する電力を100%再生可能エネルギー由来の電力とすることを目指す国際的な協働イニシアティブであるRE100に加盟をしました。 当社においても、三菱地所グループの一員として、三菱地所グループ全体で2025年度までにRE100達成を目指します。
豊島区都市づくりビジョン、池袋エリアプラットフォームへ協力、参画してまいります
豊島区都市づくりビジョンとは、都市計画法第18条の2に基づいて定められた「都市計画に関する基本的な方針」です。豊島区は都市づくりビジョンに基づき都市づくりを進めており、当社も池袋の成長・発展に向け、協力してまいります。
池袋エリアプラットフォームは、区や民間企業・各種団体・大学など、池袋で活動する多様な主体が連携・協働し、池袋駅周辺地域のまちの魅力や価値を向上していく組織です。 当社も、この組織に参画しており、池袋地域の魅力や価値向上に協力してまいります。